1999.7.25刊
四六判上製160頁 1650円(税込)
ISBN978-4-88059-253-4 C0074
『鳩を飼う姉妹』より数年前の話。高校野球のエースであった隣の主人にともに恋心を抱いたまま年老いた姉妹の住居が舞台。隣の一人息子と彼に恋慕する娘と許婚とが劇的世界に絡む。
1999.6.25刊
四六判上製176頁 1650円(税込)
ISBN978-4-88059-252-7 C0074
大都市近郊の谷あいの街。中年の夫婦と離婚した一人息子、離れにタウン新聞を発行する兄。その近くに鳩を飼う未婚の双子の姉妹が下宿屋を営んでいる。その双子はともに中年の主人に恋心を抱いていた。
1996.7.25刊
四六判上製192頁 1650円(税込)
ISBN978-4-88059-215-2 C0074
海辺に打ち上げられたクラゲを踏んだ「妊婦」は、はたして何に恋をしたのか──いっしょに歩いていた若い恋人だったのか。大衆演劇の一座を舞台に、鬼才・若松了が描く「反」劇的迷宮世界!
1996.5.25刊
四六判上製160頁 1650円(税込)
ISBN978-4-88059-216-9 C0074
雪降る都・金沢に生まれ育った姉弟。首都圏の市役所に職を持った弟は、若い娘と結婚する。突然そこへ、教員生活をしていた姉が職を捨てて寄寓する。共通の幼染みが婚約者を伴って訪問する。その日、事件が起こる。
1994.7.25刊
四六判上製176頁 1650円(税込)
ISBN978-4-88059-188-9 C0074
伝説の虹の三兄弟、それに絡む美貌の若妻……材料がそろったが、岩松了はこれをどう料理したと思います?
1989.7.25刊
四六判上製160頁 1650円(税込)
ISBN978-4-88059-126-1 C0074
89年度岸田戯曲賞受賞作家、岩松了の処女作。笑わせる演劇から遠く離れて、分かる人だけが笑い、楽しめる、大人の芝居がここにある。子供芝居に飽きた方におすすめのペーパーシアター!
1989.7.25刊
四六判上製160頁 1650円
ISBN978-4-88059-127-8 C0074
「お茶と説教」に続く、ご存知ご町内シリーズの第二弾。表層の笑いから遁走し続ける岩松了の冴えわたる「ずらし」の世界がますます快調に展開する佳作。
1989.7.25刊
四六判上製152頁 1650円(税込)
ISBN978-4-88059-128-5 C0074
シリーズの締め括りをなす傑作。まるで、空気のようなお芝居が、心を和ませ、体をもみほぐし、ついにはマッサージまでしてくれるというグッド・シアター。