2006.5.25刊
四六判上製112頁口絵2頁 1650円(税込)
ISBN978-4-88059-327-2 C0074
こんなにもやさしいロボットたちが、やがて私たちの身辺になくてはならないものになるだろうか──ジャーナリスト古城十忍の近未来の世界が展開される。
2005.9.25刊
四六判上製144頁 1650円(税込)
ISBN978-4-88059-326-5 C0074
「そんなことが!」と否定してもしきれない社会現象を、古城十忍は今回もみごとに描出してくれた。
2003.4.25刊
四六判上製128頁 1650円(税込)
ISBN978-4-88059-295-4 C0074
女子高生の成長のかたちが、「ダイエット=過食症」「ピアッシング=自傷行為」「ギャルゲ=アダルトチルドレン」の三つのオムニバスで展開される。「子供と一緒に芝居をつくろう」という人たちの要請を受けて書かれた。
2003.3.25刊
四六判上製128頁 1650円(税込)
ISBN978-4-88059-294-7 C0074
一人娘を殺されたため別居するにいたった夫婦と、加害者で一審に死刑を宣告された、これまた一人息子の母親とその夫が、ボランティアの仲介で、一緒に旅をする。古城十忍は9.11に触発されてこの戯曲を書いたという。
2000.3.25刊
四六判上製152頁 1650円(税込)
ISBN978-4-88059-266-4 C0074
東大合格をからかわれたことで友だちを殺した末っ子の次男が少年院から帰ってくる日、事件をきっかけにバラバラになった家族が、地盤沈下で傾いたかつての家に集合する。家族の再生を考えるために。
2000.2.25刊
四六判上製120頁 1650円(税込)
ISBN978-4-88059-265-7 C0074
日本人であることを証明するものは、何だとあなたは思いますか。「身分証明書」?「戸籍謄本」?「君が代」を歌えること?「日の丸」を体に巻きつけること?──作者・古城の問いかけは続く。
1997.7.25刊
四六判上製144頁 1650円(税込)
ISBN978-4-88059-233-6 C0074
絶食による餓死を選んだ老女と、拒食する少女の交遊を中心に、5人の男たち──老女の主治医と夫のもとに置いてきた息子、少女の同級生のボーイフレンドと担任と家を出た父親──の話。
1997.11.25刊
四六判上製128頁 1650円(税込)
ISBN978-4-88059-238-1 C0074
都会の病院の裏の空地で、白いキャンバスに映る風景をひたすら写真に撮る少年、その空地にやってくる少年たち、その仲間で表の病院で死に瀕している少女の幻影──浮遊する少年たちの衝動を描く力作。
1997.10.25刊
四六判上製144頁 1650円(税込)
ISBN978-4-88059-237-4 C0074
体外受精で子どもを産む女性たち。その現実に向きあわされた男たちはどうすればよいのか。それは、どうすることもできない。ただ、ひたすら愛するだけだ──と作者はいう。読者のあなたは、どうしますか。
1995.2.25刊
四六判上製136頁 1650円(税込)
ISBN978-4-88059-200-8 C0074
ヒトは幼少年時代の原体験にどこまで左右されうるのか。早智子と太志の兄妹の運命は如何に。
1994.11.25刊
四六判上製144頁 1650円(税込)
ISBN978-4-88059-199-5 C0074
対面して語り合うことが苦手となった現代人にとって、パソコン通信はその代役を果たすことになった。一度も会ったことのないチャッター同士の友情を描いて、現代社会の人間関係を浮上させる。
1991.7.10刊
四六判上製144頁 1100円(税込)
ISBN978-4-88059-157-5 C0074
トレンディってなんだ!そんなものよりもっと大事なものがあるはずだ。好漢・古城十忍が快調なテンポで描きだす、超トレンディな〈純愛物語〉。おもしろい!!
1991.7.10刊
四六判上製128頁 1100円(税込)
ISBN978-4-88059-156-8 C0074
SF的世界の中に、人間の根源的な孤独と愛の姿を追求した秀作。80年代、数多くの近未来劇がつくられたが、これはその中でももっとも優れた作品のひとつだといえる。