2022.4.25刊
四六判上製288頁 2200円(税込)
ISBN978-4-88059-433-0 C0074
生きているあいだにできること……
市井の人々の暮らしをやわらかく描きながら、わたしと、わたしでない者、いることと、いないことの境界を手探りする。宮崎を拠点とする劇団こふく劇場・永山智行の戯曲3篇。
著者:永山智行(ながやま・ともゆき)
1967年生れ。劇作家、演出家。宮崎県の三股町立文化会館をフランチャイズとする劇団こふく劇場代表。2001年『so bad year』でAAF戯曲賞受賞。2006年から約10年間、宮崎県立芸術劇場演劇ディレクターも務めた。
★「図書新聞 8/13号」に書評掲載(神里雄大氏評)
1987.3.25刊
四六判上製160頁 1650円(税込)
ISBN978-4-88059-103-2 C0074
T2スタジオにおける太田省吾の仕事は近年ますます深化の度を加えている。その太田省吾の最新作、「千年の夏」「午後の光」「棲家」の3篇を収めた珠玉の戯曲集。
1984.2.25刊
四六判上製224頁 1650円(税込)
ISBN978-4-88059-073-8 C0074
沈黙の劇「水の駅」以後の秀作を収める。解体され、さまよう人間の永遠の諸相が、清潔感あふれる文体で描かれる。ことに「裸足のフーガ」は、「小町風伝」をしのぐ力作である。他に「抱擁ワルツ」「死の薔薇」を収録。
2020.10.30刊
四六判上製256頁 2200円(税込)
ISBN978-4-88059-424-8 C0074
オカルト、少女趣味、現実の社会問題も巻き込んで、独特の演劇空間を構築する演劇企画Rising Tiptoe。若い女性と中年男性を中心に熱い支持を受けている。その活動15周年を記念して、第3回宇野重吉演劇賞優秀賞を受賞した戯曲「THE BITCH」ほか1篇を書籍化。詩人としても評価が高い宇吹萌の切実な世界観は、文芸の世界に一石を投じるものとなろう……。 巻末にはRising Tiptoe作品リスト2006-2019を収録。
著者:宇吹 萌(うすい・めい)
劇作家・詩人・演出家・Rising Tiptoe 主宰。
慶應義塾大学法学部卒業。慶応義塾大学大学院文学研究科国文学専攻修了(唐十郎研究)。
2002年、文化庁新進芸術家在外派遣制度演劇分野2年派遣員に内定。派遣先のニューヨークにてリチャード・フォアマン監修のもと自作を翻訳・上演しデビュー。
帰国後、Rising Tiptoe を立ち上げ、以後全作品の作・演出・デザイン(宣伝美術・舞台美術・音響プラン)を手掛ける。
2013年、 「THE BITCH」にて第3回宇野重吉演劇賞優秀賞を受賞。
2018年、 「おしゃべり」にて第15回杉並演劇祭優秀賞受賞。
2020年、オペラ「咲く〜もう一度、生まれ変わるために」が文化庁委託事業「日本のオペラ作品をつくる〜オペラ創作人材育成事業」選出作となる。
1986.12.25刊
四六判上製288頁 1760円(税込)
ISBN978-4-88059-100-1 C0074
人気劇団、ブリキの自発団を率いる生田萬の初の戯曲集。ブリキックワールドの魅力いっぱいの「夜の子供」「小さな王国」の2篇を収めた、決定版だ。これを読まずにブリキのファンとはいえないぞ。
1987.2.27刊
B5判並製176頁 1100円(税込)
ISBN978-4-88059-104-9 C0074
ブリキの自発団を率いる奇才・生田萬の第2戯曲集。ハードボイルド・タッチのこの戯曲、これまでのブリキックワールドとは趣を異にする生田の新生面を示すものだ。台本仕様。
1985.10.25刊
四六判上製136頁 1320円(税込)
ISBN978-4-88059-088-2 C0074
80年代のガジェット感覚を先取りしたデビュー作。ホームズ、ワトソン、ドラキュラなど多彩なキャラクターが登場するパノラマ劇。全楽譜収録。
1984.12.25刊
四六判上製128頁 1320円(税込)
ISBN978-4-88059-082-0 C0074
加藤直3部作の第2弾。あのカリガリ博士にことよせて、奇想のドラマを展開する、シュールな戯曲。まずは一読を。全楽譜収録。
1983.11.10刊
四六判上製144頁 1320円(税込)
ISBN978-4-88059-069-1 C0074
日系3世の日本訪問の旅の途中、船上に映し出された日本移民史。アメリカ以上にアメリカンな現代日本の姿を告発する。全楽譜収録。
1991.7.25刊
四六判上製232頁 1650円(税込)
ISBN978-4-88059-053-0 C0074
自由劇場を主宰し、60年代、70年代、80年代を劇的に疾走しつづけてきた、串田和美の第1作品集。82年春、博品館にて上演、好評を博す。91年、Bunkamuraシアターコクーン用に改訂する。
1984.10.25刊
A5判上製148頁 2200円(税込)
ISBN978-4-88059-080-6 C0074
名作・上海バンスキングの初演から4演までを撮りつづけた井出情児の白熱の写真集。日出子が歌い、オリジナルバンドが奏でる夢の舞台の再現だ。
1995.5.25刊
四六判上製248頁 1760円(税込)
ISBN978-4-88059-207-7 C0074
万華鏡的劇世界を構築する小松杏里〈月光舎〉が、誰もが知っているメルヘンを題材に、妖しくも美しく、笑いと毒に満ちた演劇を作り上げた。今や伝説と化した演劇舎螳螂最終公演を含む2作品を収録。
1994.3.25刊
四六判上製192頁 1760円(税込)
ISBN978-4-88059-184-1 C0074
あなたは、どこから来て、どこへ行くのか……東京の小劇場演劇シーンから離れ、21世紀演劇に向けて独自の活動を綴る、小松杏里の第2戯曲集。
1987.4.30刊
四六判上製192頁 1760円(税込)
ISBN978-4-88059-105-6 C0074
1977年から88年まで、特異な劇世界を垣間見せてくれた「演劇舎螳螂」の主宰者・小松杏里の第一の戯曲集。代表作「銀幕迷宮」「飛行少年・夢の乙丸」の2篇を収める。
1983.6.25刊
四六判上製352頁 2200円(税込)
ISBN978-4-88059-066-0 C0074
過激な男流山児の、演劇論。初期から現在までの全論考から厳選。痛罵・テロール・かいぎゃくの必殺パンチ。まさにサディスティック・シアター。
1983.10.25刊
四六判上製256頁 1540円(税込)
ISBN978-4-88059-068-4 C0074
松本伊代ちゃんはじめ、明菜もみゆきもひろ子も、バッサバッサ。向かうところ敵なしの流山児が、パロッてしまう痛快歌謡曲は人生だよ。
在庫僅少。
1984.3.25刊
四六判上製256頁 1650円(税込)
ISBN978-4-88059-074-5 C0074
〈演劇篇〉で痛快な演劇批判を展開した流山児の熱い想いがたぎり立つ、歌と格闘技によせる讃歌。演劇外道の流山児が過激にフィーバー。
在庫僅少。