2020.12.20刊
四六判並製320頁 1980円(税込)
ISBN978-4-88059-425-5 C0037
内容見本
お金と組織に依存しないで豊かに生きたい……。自由に、クリエイティブに、誇り高く生きたい……。そう考える人が世界中で確実に増えているようだ。資本主義の破綻が、予感から確信へと変わってきたのだろうか。
お金と組織に依存しないで豊かに生きるためには、自立力が必要だ。自立力の中身は『自給力』『自活力』『仲間力』の3つ。たくさんの実例とともに、愉しく「自立力」を身につければ、資本主義が破綻しても力を失うことはない……。
著者:藤村靖之(ふじむら・やすゆき)
1944年生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科物理系専攻博士課程修了、工学博士。非電化工房代表。日本大学工学部客員教授。自立共生塾主宰。科学技術庁長官賞、発明功労賞などを受賞。非電化製品(非電化冷蔵庫・非電化掃除機・非電化住宅など)の発明・開発を通してエネルギーに依存しすぎない社会システムやライフスタイルを国内で提唱。モンゴルやナイジェリアなどのアジア・アフリカ諸国にも、非電化製品を中心にした自立型・持続型の産業を提供している。
〈非電化工房ホームページ〉
★「週刊エコノミスト 2/23号」に書評掲載(池内了氏評)。
★「東京・中日新聞 3/20,21」〈書く人〉欄にて紹介。
2018.10.20刊
四六判並製128頁 1320円(税込)
ISBN978-4-88059-411-8 C0074
ニュースキャスター、政治家、そしてなにより「木枯し紋次郎」として知られる中村敦夫さん。2011年の地震・原発事故以来、現実的な原発の危険性が一般に理解されるにはどうしたら良いのか考えてきました。試行錯誤するうちに思い立ったのが、朗読劇という表現方法。一人で道具を背負い、日本各地で上演しているのが本作「線量計が鳴る」です。東北弁で語られる実証的な情報に、「学び」と「興味」が相乗し、公演は各地で満員御礼。評判が評判を呼んでいます!
原発の技術と問題点、被曝の危険性、福島第一原発事故の実態など、原発の基礎から今日の課題までを、分かりやすく伝える朗読劇。
著者:中村敦夫(なかむら・あつお)
1940年東京生まれ。俳優、作家、日本ペンクラブ理事・元参議院議員。1972年放映の「木枯し紋次郎」が空前のブームになり、数多くのドラマで主演をつとめる。海外取材を基に書いた小説「チェンマイの首」がベストセラーとなり、国際小説ブームの火付け役となった。この成果から84年には、TV情報番組「地球発22時」のキャスターに起用される。政治的発言が多くなり、98年、参議院東京選挙区から立候補して当選。2000年、「さきがけ」代表に就任。02年には党名を「みどりの会議」に変え、日本最初の環境政党を作ろうと全国の組織化に奔走。07年から3年間、同志社大学院・総合政策科学研究科で講師を勤め、環境社会学を講義。現在は日本ペンクラブ理事、環境委員を務める。公式サイト
★朗読劇「線量計が鳴る」上演スケジュール
★関連記事「俳優・中村敦夫が、原発に警鐘を鳴らす舞台を演じる理由」(web現代ビジネス)
★関連記事「中村敦夫さんが喜劇台本「流行性官房長官」発表」(毎日新聞18/11/30夕)
★「図書新聞」2019.1.12号に書評掲載(野上暁氏評)
2016.11.10刊
四六判並製296頁 2090円(税込)
ISBN978-4-88059-397-5 C0031
Kindle版(電子書籍) 定価1641円+税
21世紀の半ばには、インドは世界一の人口を擁し、経済規模は世界5位内の総生産量(GDP)を誇る大国になるといわれています。現地大学に勤務しながら20年以上もの間インドを見つめてきた著者が、改革のキーパーソンである首相ナレンドラ・モディについて、生い立ちまで遡り、その目指すところを解説。インドという国の捉え方、日本とのパートナーシップの可能性、アメリカ・中国を交えたアジア地域のパワーバランスについて、仔細に語り尽くします。
2016.6.10刊
四六判並製288頁 1760円(税込)
ISBN978-4-88059-396-8 C0011
Kindle版(電子書籍) 定価1382円+税
傷ついた心を見つめる──。女性・子育て・家族問題を扱ってきた心理カウンセラーによる「モラルハラスメント」の本。本書では特に、モラハラ被害後に誰しもが経験する、被害者としての心のうずきに焦点を当てています。モラハラから離れた後の心のケアがいかに大切か、それを怠るとどのような影響があるのか……。心のケアを実践するための一冊。
2015.9.10刊
四六判並製128頁 1100円(税込)
ISBN978-4-88059-389-0 C0037
戦争は、本当に苦しく、かなしい、つらいものです。二度とあってはなりません─戦争を体験した市民が自ら筆を執り、我が子のために語り、綴ったメッセージを集めました。戦争の本当の姿を知ることから、平和=全ての人びとが幸せに行きていく土台について考え始めることができるのではないでしょうか……。
1976.11.30刊
四六判上製400頁 2200円(税込)
ISBN978-4-88059-016-5 C0095
問われるべきは歴史ではなく、歴史をかくあらしめた自己史のありようであるとする著者は、自己と自己の周辺をしゅうねく問いつづけてきた。この書は、その問いへの内省の書であり、すぐれた戦後民衆論でもある。
在庫僅少。